SNSから始めることについてと、界隈では余り問われない自分のデータベースを持つこと

最近は手続きばかりに追われている。少し前に消去せざるを得なくなって消していたSNSを再開してみたが、身の丈にあって、かつ人に振り回されない形で運用していれば、息抜きにもなるし成果の報告にも使える。まあ一貫性も持てない状態で、真っ当な成果を出せなければ意味は無いのだが。 ああいったものは、集団圧力に追われるのが目に見えていて、尚且つそれに抗えるだけの実績や基盤、地盤、看板、財産を持っていない人は、ワザワザSNSから始めては行けないのだと、ほとほと思い知らされることもあった。売り込むための仕組みなので、先ずは何かしらの基盤を作ってからだ。こうした論考も基盤を作ってから、何かの役に立つようにまとめてみたい。 ただ息抜き的な発言は確かに重要だったようで、又きちんと毒されずに息抜きするなら変化球や他人を窒息させるような球を投げる必要は自然に経る。ただ普通にやるだけでも非常にやり辛かったのもあって、これまでの長期間に渡っての手続きの効率にもけっこう影響を受けたように思うので、本当に仕方がなかったが勿体ないやり方をせざるを得なかったように思う。振り返って改めて、本来全く必要のない税務の手続きなど、気持ちも乗らずにお金にもならない大量の手続きを処理する合間に、今後も小さな実績を少しでもと重ねていきたいと思う。

そうした中で、特に強く惹かれているものにObsidianがある。 一時期、Notionに惹かれて資料をまとめていこうと考えていたが、主目的は会社の共用資料をまとめることでなく、元来が自分個人のデータをまとめ直すことがメインであり、データの互換性が非常に重要でもあった。Notionを始めとする多種ツールは、クラウドデータを修正する前提からオフライン時には使用できず、どうしてもレスポンスも作業速度も遅い。 過去にも身辺状況が安定しない上に、通常の人より直感的に動いて立ち回りがしにくいシステム整理をメインに据えていたので、散らされることで記録が散逸してしまうことが非常に苦になっていた。これに対してObsidianはローカルデータで動き素早くまとめやすく、基本データ構成がマークダウン/テキストなので、過去のデータを自由に修正しつつインポート出来る点も非常に優れている。

最近ではChatGPTの話題が圧倒的であるが、開発を始めたら少なくとも2週間以上はかかるだろうから、アイデア競争に名乗りを挙げれるほどに身辺に余裕もない。それに何故か用件を必要以上に妙に急かされてもいる。手続きが一区切り付いたら早く環境を再構築して、どれだけ散らされても記録をまとめ続けれるような、強いメモ記録環境を構築したい。正直こうした環境構築に対する渇望は、過去に散らされ続けた期間が長すぎて、自分でも恐ろしい程の飢えと憧れになっている。まとまるなら同時に、データベースも単純なファイル共有でない、高速検索可能なものに再構築してスキャンデータも活用していきたいが、直接的に価値につながるものでない分、時間をかけて育てていく必要がある。少なくとも数年単位での付き合いが必要そうだが、過去にたくさん書き散らすことになってしまったアイデアも、改めてみると面白いものが案外多かったりするので、そうしたものを思い出したり振り返る時に価値も得られるならば、メリットも充分にありそうだ。

とにかくメモの量だけは人一倍だと自覚もあるので、データ整理が高じて両面同時に読み取れるドキュメントスキャナーも中古で用意していた。プラグインを作るために苦手なTypescriptを覚える動機づけにも良さそうで、元々手早く習得することは出来ないこともあり、これは本当に本腰を入れて取り組んでいく必要がありそうだ。亀が歩む道でも、この選択は間違っていないように思う。