地図MEOに関して試行錯誤する内にぶつかった疑問

少しばかり前から地図MEOを考えるとともに、情報を整理している。 今回、Google Mapsの地理情報修正に関する、手法の問題について疑問にぶつかった。店舗ステータスを何度か更新したのだが、明確な資料の画像を添えた申請であっても、別の申請が優先されたり、次々と書き換えられてしまうのだ。

要するに、寄せられる申請と、証拠となる資料の重さに、ほとんど優劣が考慮されていないのだ。またそうした有耶無耶になる部分を残さないためにも(本当はそこまで必要不可欠とは感じませんが)店舗名や年月日を明確に記載して、取り間違えようがないような資料とするような、用心深さが必要になってくるように感じた。

私自身はそれなりに実績のあるローカルガイドのアカウントを保持しているのだが、何度申請してもニッチモサッチモいかない、そして次々と書き換えられてしまう。これはローカルガイドとして正確な報告を長期間に渡って継続してきた実績も、ほとんど優劣が考慮されていない可能性があるように感じるのだ。これを防ぐにはマイビジネスに登録するしかないのですが、これは仕様としては欠点だろう。嫌がらせや営業妨害へに対処作として、系列店や支店だと自分自身では動けないので手詰まりになってしまう。

また地図シェアでは実質国内2位であるYahoo地図、こちらは休業などのステータスとともに表記はされるものの、地図上から実質なくなったものとして完全に検索されなくなってしまう。これは親切なようでかなり使い勝手が悪い。 つまり店舗側としては、臨時休業や開店前準備中などのステータスを申請しにくい、何しろ地図上から存在が抹消されてしまっているのだとしたら、どういったオーナーや店長が、そうした知らせを行うために、ステータスの申請を行うだろうか?検索して探す側としては便利に感じる向きあるかもしれないが、店舗オーナーの心理としてはあり得ないと思う。廃業ならこの仕様でも問題ないとは思うが、例えば臨時休業や開店準備中の時には致命的なように思う。

特に開店前の売出しをしたい店舗オーナーからすれば、最も資金を投下するであろうタイミングのはず。地図サービスとしてこの段階に店舗オーナーからの積極的な参加の意図を引き出せない仕様は、地図サービスのビジネスとして少々もったいないのように感じた。自分では系列店や支店側からのアイデアを構想する機会はあったりしたのですが、もちろん系列店や支店からではGoogleマイビジネスやYahooビジネスの申請は難しく、口コミ対策などで悪評を何度か挙げられたとしても基本的には打つ手は少ない。偏った一方の都合の仕様を避けたい話もあるかとは思いますが、サポートと開発室に要望としても一応送ってみたので、リアクションが得られたら一応追加で記載していくつもりです。