銀行アプリの進化を改めて見つめている

激しい動きをする活動が多いと、財布に入れているクレジットカードが割れてしまうことが多い。 普通はコールセンターに連絡を入れて、長いこと話して手続きを取って貰っていたが、それも一種の権威付けだと馴染んでいる所もあった。

ただ様相が変わってきていて、電話対応でもアプリでの手続きを勧めらることがチラホラ出てきていたが、地方銀行のみならず、最大手の三菱UFJ銀行ですら、手続きの最初にアプリでの手続きを勧められたことには驚いた。 最近の銀行系アプリの進化度合いには驚かされていて、APIを公開するなどそちらの取り組み度合いでは完全に一歩以上リードしてると感じていたGMOあおぞらネット銀行ですら、目立たなくなっているものを感じさせる。

この三菱UFJ銀行の手続きアプリには、インターフェースでも素晴らしい完成度だったので驚かされた。間違えないことと認識しやすさを重視したインターフェースは、自社の客層をしっかりと考慮したものだろう。確かにスマホに導入するアプリであれば予め情報が取得出来る部分もあり、簡単な項目確認だけでも保証ができる部分が多いのだろうか。 一昔前までは試行錯誤の後ばかりが目立つような、また方向性を完全に間違えているような、そんなアプリやシステムが多数開発されていて、揶揄していれば良いような部分も少なからずあった。ただこの分野でもそうした時期は過ぎさりつつあるのだなと感じさせるには充分なものを持ち合わせてもいた。 自分が行っている活動にも、振り返りが必要だろう。